知財コラム

中小企業の『ブルーオーシャン戦略』

 本日は、ブルー・オーシャン戦略・競争のない世界を創造する【W・チャン・キム (著), レネ・モボルニュ (著), 有賀 裕子 (翻訳) 書籍】をご紹介します。

 これは、沖縄県の中小企業が、大企業の競争に勝つための戦略の考え方として、一つのヒントになると思います。人・モノ・金・情報力の弱い中小企業が、大企業とまともに競争しても勝てるわけがありません。中小企業が勝つためには、競争のない市場を自ら作り出すことが大切であると考えます。

以下に、ブルー・オーシャン戦略の書籍より抜粋し、要点を簡単に記述したいと思います。興味のある方は、書籍を購入し読んでみてください。

1.ブルーオーシャン戦略とは、

(1)これまで、数々の『戦略』がもてはやされてきたが、差別化、低コスト、コア・コンピタンス、ブランディングライバルと同じ市場で戦う限り、どれほど巧妙に戦略を練ったところでいずれ消耗戦を強いられることになる。

(2)血みどろの戦いが繰り広げられるこの既存の市場を『レッド・オーシャン(赤い海)』と呼ぶのなら、いま、企業が目指すべきは、競争自体のを無意味なものにする未開拓の市場『ブルー・オーシャン(青い海)』の創造することではないでしょうか。

2.レッドオーシャンとは、

(1)他社と横並びの業界で業界1位を目指そうとする。

(2)一般的な戦略グループ(高級車、低価格車、ファミリーカーなど)の概念に沿って業界を眺め、自社の属する戦略グループで抜きんでようと努力する。

(3)オフィス機器業界なら購買担当者、アパレル業界なら利用者、医薬品業界なら影響者というように、他社と同じ買い手グループに焦点をあてる。

(4)製品サービスの範囲を他社と同じように定義する。

(5)機能志向あるいは、感性志向といった業界の特性をそのまま受入れる。

(6)戦略を策定する際に、同じ時点、しかも往々にして現在の競争状況に着目する。


3.レッド・オーシャン戦略 vs ブルー・オーシャン戦略

(1)既存の市場空間で競争する
①競合で他社を打ち負かす
②既存の需要を引き寄る
③価値とコストの間にトレードオフの関係が生まれる(両立しない)
④差別化、低コスト、どちらかの戦略を選んで、企業活動すべてをそれに合わせる

(2)競争のない市場空間を切り開く
①競争を無意味なものにする
②新しい需要を掘り起こす
③価値を高めながらコストを押し下げる
④差別化と低コストをともに追求しその目的のためにすべての企業活動を推進する

詳細は、書籍をぜひ、読んで欲しいと思います。

                                 以上
 
                            ㈱沖縄ヒューマンキャピタル  
                            代表取締役  金城 和光


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