本日(9/11)、日経新聞沖縄印刷開始記念のシンポジウムが開催される。当初、小池百合子氏の『沖縄の将来と日本』のテーマで講演も予定され興味はあったが、自民党総裁選の出馬により講演者が変更となったのは残念である。
沖縄県では、今まで日経新聞は1日遅れの配達であったが、復帰37年を経てやっと本土並みに、沖縄での印刷、当日配達が可能となり情報格差が是正されることになったことは大変喜ばしいことである。しかし、37年間、それが問題とされなかったことが、『沖縄らしい』、『なんくるないさ』の沖縄社会を象徴していることなのかもしれない。
さて、本題に戻し、最近の日経の記事から、以下のキーワードを抽出してみた。
<キーワード>
1.環境エネルギー
①資源循環事業、中小が拡大、温暖化防止、コスト減に直結(2008.5.28)
②日米欧の大手企業、環境技術へ投資拡大、IT省エネ、太陽光発電(2008.8.16)
2.グローバル化
①企業の海外利益非課税、受取配当還流で国内投資促す(2008.8.17)
②携帯電話世界市場伸び再加速・新興国がけん引、日本では飽和感(2008.8.23)
③車ディーラー相次ぎ海外へ(2008.9.3)
④小売り、食品など内需型産業・国内低迷、新興国に活路(2008.9.3)
⑤日本、国際会計基準導入へ、企業の資金調達しやすく(2008.9.4)
3.人材育成
①東芝、若手技術者育成、インド道場、SEに長期滞在研修(2008.5.12)
(最先端のIT講義640時間、外国人との意思疎通訓練、新興国の熱気を体感)
②NEC今年から、社員の5%、2年目から海外へ・40人即戦力に育成(2008.8.22)
4.沖縄県
・沖縄のIT拠点始動、IT津梁(かけはし)パーク、秋にコア会社(2008.7.29)
(ソフト開発、雇用8000人創出)
(アジア諸国に開発を委託するオフショア開発)
(経理事務処理、庶務業務を外部委託するBPO:ビジネスプロセス・アウトソースセンター)
(アジア各国と沖縄の技術者が仕事を交流する『アジアOJTセンター』構想など
※アジアのITの津梁(かけはし)となるビジネスが展開されようとしている!
以上、『環境エネルギー』、『グローバル化』、『人材育成』、これからの経済のトレンドを私なりにキーワードを整理してみました。読者の皆さんは、これからの経済の流れを、どのように感じているのでしょうか。
さて、これらのキーワードから、私見ですが、沖縄県が進むべき経済の方向性としては、沖縄県だけの視点で経済振興策を考えるのではなく、以下のようなグローバルの視点で経済振興策を考えていく必要があるのではないでしょうか。
※沖縄県のコンセプト
⇒『沖縄県は、日本・アジア・世界の津梁(かけはし)としてお役立ちに立つ!』
①日本⇒沖縄⇒アジアの津梁(かけはし)のビジネス展開を仕掛ける!
②アジア⇒沖縄⇒日本の津梁(かけはし)のビジネス展開を仕掛ける!
③アジア⇒沖縄⇒アジアの津梁(かけはし)のビジネス展開を仕掛ける!
沖縄県が、『アジアのハブ』となる ビジネス展開へインフラ整備と施策を集中する!
※因みに、国際競争力ランク2位の小国 『シンガポール』の経済戦略は、
①教育(世界一優秀な国民・人財を育成する)※世界18拠点大学で人財育成している
②企業誘致(世界トップレベルの企業誘致) この2つの戦略です(選択と集中)
今こそ、大きなビジョンとミッションをかかげ、日本(本土)への恩返しと、アジア、世界へ貢献(お役立ち)できる、『グローバルな人財』を育成し、『津梁の心』と『プライド』を持って、経済自立へ向かっていきたいものである。
※沖縄県が、国際競争力ランク1位を目指して、
①教育(世界一優秀な県民・人財を育成する)
②津梁(かけはし)となるグローバルなビジネスを展開するベンチャー企業の誘致と育成
この2つの戦略に集中する。
㈱沖縄ヒューマンキャピタル
代表取締役 金城 和光