今年5月、県内の大学でインターンシップの講義をする機会があり、以下の内容は、その時の学生から得たアンケートの回答です。
■就職に関する悩みについて(主な回答)
・就職活動で、県内外の企業の情報があまり入らない
・インターンシップへもいきたいがその仕組みがわからない
・大学卒業後の自分のやりたい事が見つかっていない
・最初にどのように就職活動をしていいかわからない(本土も含む)
・就職活動に向けて、今何をすればいいのかわからない
・就職先をどのように決定していいのかわからない
・自分に合う仕事・職種がわからない
・お客様への対応でイライラする場合があるので心配
・インターンシップや就職に関する情報が少なく、どこで得ていいのか
・まだ具体的な就職希望先がないこと
・面接や自己分析をどのようにやったらいいかわからない
・東京に行きたいが、限られた時間で自分に合った会社を探せるか
・自分が1番したいことがわからない
・企業の情報が不足している。
■今後やって欲しいセミナー等について(主な回答)
・インターンシプ先の選び方、詳しい内容、進め方、心構えについて
・県外のインターンシップの仕組みについて
・就職活動とは何なのかについて
・仕事に対するモチベーションの維持について
・資格について
・社会人の心構えについて
・お金と仕事の上手な付き合い方
・自分が気がつかない話や自己分析、就職に役に立つこと
・インターンシップで先輩のレポートや発表の機会
・自分にあった企業の選び方
・就職活動のはじめ方について
・夢、希望、金、人間関係について
・観光業に関係した職業のビデオ
・コミニュケーションの取り方
また、沖縄県の統計資料(平成19年10月)における『100の指標からみた沖縄県のすがた(抜粋)』の統計データをみると、沖縄県の雇用の現状が見えてきます。
1.経済成長率(実質県内総生産)
沖縄県は、全国35位(1.1%)
2.事業所数(民営)
沖縄県は、全国30位(事業者数:65,609)
3.1事業所当たり従業者数(民営)
沖縄県は、全国46位(雇用者数:6.82人)
4.完全失業率
沖縄県は、全国1位(失業率:7.7%)
5.公的支出の割合
沖縄県は、全国3位(公的支出割合:38.2%、全国平均:21%)
6.新規学卒者の無業者比率(高校卒)
沖縄県は、全国1位(18.7%)
7.新規学卒者の無業者比率(大学卒)
沖縄県は、全国1位(29.9%)
8.有効求人倍率(常雇)
沖縄県は、全国46位(求人倍率:0.43%)
9.離職率
沖縄県は、全国第5位(離職率:6.94%)
以上のデータは、沖縄県の経済力の弱さを示しています。沖縄県では、働く場所が少ない、それが、公務員志向に拍車をかけ、就職浪人して公務員を受験する学生が増えています。公務員の雇用にも限度があり、就職できない失業者が沖縄県で年々増えていく。その結果、本土へ出稼ぎに行く、季節工の仕事を繰り返す人が増えていく。これでいいのでしょうか。
本土へ働きに行った人も、親の看護などで沖縄で仕事があれば戻りたいのに戻れない、沖縄県に、雇用の場を増やすにはどうしたらいいのでしょうか。
これらの課題を解決する一つの施策としては、沖縄県でベンチャー起業家を育成するか、県外からコア技術のあるベンチャー企業を誘致するかである。どちらにせよ、新しい風を興す起業家が、どんどん出てこない限り、県内の雇用の増加は見込めない、アントレプレナーシップを持つ、ベンチャー起業家をどんどん育成し、彼らが雇用の場を提供し、沖縄県の経済活性化につなげる事業を展開していくことが重要であると考えています。
弊社では、今年10月から学生を対象に『就職を考えるセミナー』を行う予定です。東京のベンチャー企業300社とのネットワークをもつ、ピグモ社と提携し、本人の就職希望をヒアリングし、東京のベンチャー企業への就職の機会を提供しようと考えています。
本土のベンチャー企業で、自分のキャリアを積みたい学生は、金城までご連絡ください。
株式会社沖縄ヒューマンキャピタル
代表取締役 金城 和光
メールアドレス: kinjo@okinawa-hc.com